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現在マイホーム新築を考える人の中で、「壊す」時の事を考えて見える方はどれくらいいるのでしょう?
今、自分たちが造ろうとしている住んでいる家が壊される時、一体どんな扱いになるか知っていますか?
現在の建築事情の中で作られたものは、ほとんどが「産業廃棄物」扱いで処理されます。
今ではあまり騒がれることがなくなった、焼却時にダイオキシンを発生する・・・
リサイクルもすることが出来ない・・・
結局は埋め立てということになります。
が、、、
現在の埋め立て事情はというと、2020年には埋立地がいっぱいになってしまうそうです。
その中でも建築廃材の占める割合は70%だとか。
僕もこちらが専門ではないので細かい数値は把握しておりませんが、
僕と同じようなレベルで産業廃棄物及びその処分方法などに問題があるのは、誰でも知っている周知に事実だと思うのです。
車の場合は完全なリサイクルが可能になりました。
ところが住宅産業の場合、この分野が殆ど手付かずと言うのが現状なのです。
これは業界の体制の違いというところにも起因していると思います。
自動車産業は大手メーカー数社によって構成されています。
その数社が率先して取り組めば業界全体ということになりますが、住宅業界はそういうわけには行きません。
大手メーカーさんの占める割合はそれほど大きくなく、中小のビルダー、工務店から建築屋さん、設計事務所など・・・
その数、体系は無数になってきます。
しかし、次の世代に『負の遺産』を残さないと言うのは、我々が真剣に取り組むべき課題で、そういう意味では、お客様も当然同じ責務があると思います。
これまで普通に使われてきた「アスベスト」などは今になって「とんでもない」という位置づけになりました。
実際にアスベストを処分する時には、細かい提出資料の他に多額の費用を払って処分します。
2020年以降は、現在なにも考えずに建ててしまった、建てようとして見える方が、同じ扱いになってしまうのではないかという懸念もあります。
もうそろそろ、他人任せではなく自分の家のことは自分で心配するという意識が定着してもいいのではないかと思います。
本当のエコとはランニングコストが安いとか初期投資が少なく済むとかではなく、『負の遺産』を残さないと言うことではないかと思います。
今我々が考えずに誰が考えるのか?
弊社ではその辺りを切に訴えかけております。
2007年12月 3日

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