家に足を踏み入れる、その瞬間。
その空気にふれるだけで、肩の力がすっと抜けていく。
玄関とは、ただの通り道ではなく、
日々の緊張と余白を切り替える「境界」のような場所です。
kisetsuの住まいでは、この小さな空間にこそ、
その家らしさや住まい手の美意識がにじむと考えています。
外からの視線を受け止めながらも、
中に入った瞬間、暮らしの温度が感じられる。
そこに“迎え入れるための設え”があるだけで、
ただいま、の言葉に品が宿ります。
視界を整える収納や、
生活感を静かにたたえるディテールは、
機能の先にある美しさのために。
玄関は、帰る場所の“顔”であると同時に、
その家の哲学を最も静かに語る空間かもしれません。
私たちは、そんな玄関の佇まいにこそ、
日々の深さと、美しさが宿ると考えています。