石貼りの壁に寄り添うように、深く腰を落とせるソファを置く。
空の色や風の匂いと、
ただ静かに共鳴するテラスのひと隅。
そこで過ごすひとときは、まるで一枚の絵画のようです。
この場所には、特別な「機能」はありません。
けれど、私たちはこうした“ただそこに在る”という居場所こそ、
日常を美しく編む上で欠かせないと考えています。
住まいに空間の余裕を持たせる。
何を置くかではなく、何を置かないか。
その選択の先に、心地よさが深まる場が静かに立ち上がります。
そこに決まった使い方はなく、
ただその人らしい時間が流れていく。
それが、kisetsuが考える寛ぎの肖像です。
暮らしの中に、自分のためだけの場所がひとつある。
それだけで、日常の温度は確かに変わっていくのです。