開放感を語るとき、多くは「高さ」が引き合いに出されます。
吹き抜けや段差を設けて、視線の抜けを演出する。
それは確かに、ひとときの驚きや開放感を与えてくれるものです。
しかし、kisetsuが大切にしているのは、その逆の発想です。
天井高を均一に揃え、段差を設けない。
視線のリズムを乱さず、空間に一体感を生む。
その均整こそが、日々を心地よく支えると考えています。
高さを足して開放感を得るのではなく、
高さを整えることで、暮らしの落ち着きをつくる。
控えめでありながら、確かな安定感。
その静かな均整の中に、
日々の時間が穏やかに積み重なっていきます。