kisetsuの家は、基本となる壁を白で仕上げています。
過度な装飾を加えず、
白で統一することで、ひとつながりの広がりを感じさせます。
白は光をやわらかく反射し、
時間によって異なる表情を見せてくれる色です。
朝の澄んだ光も、
夕暮れの落ち着いた影も、
静かに受け止めながら空間に馴染んでいきます。
そして、
ごく限られた場面で
石貼りやタイルといった自然素材を差し込むと、
その存在感が際立ち、
空間に奥行きが生まれます。
主張しすぎない白い壁があるからこそ、
素材の質感や重厚感が映えるのです。
白を基調とした連続性のある空間は、
見た目に清潔感をもたらすだけでなく、
住まい全体を落ち着きのある舞台へと整えてくれます。