人が安らぎを感じる空間には、静かな秩序があります。 それを形づくるもののひとつが、「直線」です。 軒と天井がすっとそろい、 内と外の水平がひとつの線で結ばれる。 その整いのなかに、 余計な影や装飾はありません。 凹凸を抑えた面が、光をやわらかく受け止め、 空間全体に静かな連なりを生み出していきます。 直線は、主張ではなく“静けさの構図”としてそこにある。 整った線が描くやすらぎを、暮らしの中にさりげなく宿す。 それが、kisetsuの設計が目指す佇まいです。