直線が描く、やすらぎの構図2025.10.07

深い軒,平屋,中庭

人が安らぎを感じる空間には、静かな秩序があります。
それを形づくるもののひとつが、「直線」です。

軒と天井がすっとそろい、
内と外の水平がひとつの線で結ばれる。

その整いのなかに、
余計な影や装飾はありません。

凹凸を抑えた面が、光をやわらかく受け止め、
空間全体に静かな連なりを生み出していきます。

直線は、主張ではなく“静けさの構図”としてそこにある。
整った線が描くやすらぎを、暮らしの中にさりげなく宿す。

それが、kisetsuの設計が目指す佇まいです。