季節のうつろいは、外に出なくても感じられる。
風の匂い、
光の角度、
緑の濃淡。
kisetsuの家では、それらが窓を通して静かに暮らしの中へ入り込む。
けれど、その自然は“偶然”に入り込むわけではありません。
中庭や植栽の配置、
窓の高さや角度──
すべてが、自然を整えて迎えるための設計意図のもとにあります。
外とつながりながらも、
暮らしの中に“自分たちのリズムで感じる自然”を描くこと。
それが、kisetsuの考える調和です。
季節が移ろうたびに、
光が壁をなぞり、
緑が風に揺れる。
その静かな変化が、暮らしをそっと豊かにしていく。
kisetsuの窓は、外の風景を飾るためではなく、
“整えた自然を、日常に映すため” にあります。