暮らしは、思っている以上にゆっくりと変わっていきます。 家族の価値観や日々の過ごし方も、 時間とともに少しずつ形を変えていくものです。 用途を決めつけすぎない空間や、 役割を固定しないつながり方をつくっておくことで、 暮らしの変化が訪れたときにも自然に馴染んでいく。 寄り添うだけではなく、 変化そのものを受け止められるようにしておくこと。 それは思想であり、同時に技術でもあります。 家が長い時間のなかで育っていくために、 静かにその下地を整える。 kisetsuは、そんな設計を続けています。