家の中では、視線は自然と奥へ、外へと流れていきます。 けれど、ずっと流れ続ける視線は、 どこかで少し疲れてしまうものでもあります。 視線がふと落ち着く場所をつくることで 居心地のよさを感じやすくなったりします。 たとえば、 中庭に面した壁や、 その手前に重なる植栽。 視線を遠くへ抜くのではなく、 手前で静かに立ち止まれる工夫。 流すための設計と、止まるための設計。 その両方があってこそ、 住まいは“居場所”になるのだと思います。