視線を留める、小さな理由2025.12.28

深い軒,平屋,中庭,リビング

開放感のある空間は、
ただ視線が遠くへ抜け続けるだけでは成り立ちません。
どこかで一度、ふっと視線が落ち着く“着地点”が必要です。

たとえば、
リビングからの視線の終点にある外壁の石貼り。
その自然な質感は、光の反射や影をやわらかく受け止め、
視線に“休む場所”をつくります。

植栽もまた、緑の効果だけではありません。
枝葉の隙間を通る光と影の揺らぎが、
奥へ伸びようとする視線をそっと制御
ひと呼吸おける空気感を演出してくれます。

目に見えない静けさを支える、建築の大切な要素なのです。

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