密度と視線の関係2026.03.01

深い軒,平屋,中庭,リビング

空間の密度は、広さだけで決まるものではありません。
その印象を左右しているのは、視線の抜け方です。

たとえばリビングから中庭を見るとき。
視線が遠くまで抜けすぎると、開放的である反面、どこか落ち着きにくい。
かといって、すぐ目の前に壁が立ち上がれば、安心感はあっても圧迫感が生まれます。

kisetsuの中庭は、視線を完全に解放するのではなく、
程よい距離で受け止める奥行きを大切にしています。

抜き過ぎない。
詰め過ぎない。

視線がゆるやかに止まり、空間の中で行き場を持つことで、
広さ以上の落ち着きが生まれます。

密度とは、要素の量ではなく、
視線と距離感の整え方なのだと考えています。

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